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新しいマンガの話

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こんにちはどうも。

 『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』から2年ぶりになる、新作の描きおろしマンガ本

『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』

というのが出ます!!!!

 

 

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もう、すごく大変だった! というか、なんでこうなった? 風の先の終わりを見ていたらこうなった! とばかりに、ズルズルに延びて延びて延びてしまったのですが!!

ようやく!

7月23日には全国の書店に並んでいるはずです!!

 

もう完全に、君は僕を忘れるから、その頃にはすぐに君に会いにいける、みたいな切ない感じですけども、台風と共に皆様に接近中ですので、もう少しの間、お待ちください(迷惑)!!!

 

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↑サイン本

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↑けっこう分厚い、230ページ。ボサノヴァから70ページ増

 

 

 

 

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いつもなら煽って煽って煽りまくって、「マジでヤバイよ〜!!!」などとやるところなんですが、今回はなぜだかもう、

何も言いたくない! 

ただ読んでほしい! 

伝われ、この世界!!!

 

みたいな気分になっちゃってて、すごい困ってるというか、「このマンガ、どう宣伝するのがいいんだろう…?」というのをずっと悩んでしまい。このブログ記事自体も、なにを書けばいいのかわからずに時間がすごく経ってしまっている!

「語れば語るほど、このアルバムの本質から遠ざかる気がするんです…」ってインタビューで語るミュージシャンの気持ちって、こんなか!? みたいな。

 

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じゃあ手ごたえがないのか、というと、なんだか超面白いやつ描いたぞ、という気持ちはビンビンにあるし、こんなマンガ描くやつは他にあんまりいないぞ(単にみんな描かないだけかも…)という自信もあります。

他の何者でもない、類書もあまりない、もはや「サブカルだ〜」的なアレなのかもわからない、でもメジャー誌のマンガでは決してない、完全に「渋谷直角のまんが!!!」だぞ、という1冊です。

だからカッコイイと思う!(僕が)

 

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前作(『ボサノヴァ』)はそもそも、エンピツ手書き、コピーしてホチキスで留めたやつを、「古本ゲリラ」というイベントと友達の店でしか売らない、というものすごいヒネくれた裏まわり戦法でやったのがはじまりだったんですけど、

今回は最初から『SPA!』に4回連載、残りは描きおろしという、割と王道というか、ちゃんとマンガ家的というか、真っ当な戦法(に近いやり方)だったので、モノ自体も真っ当に作って、真っ当に本屋で打ち出すものなんだろう、じゃないとモノ自体がブレちゃう……という気がしました。だから今回、オマケ作ったりとかはなく、すごいストレートのボール投げてみる、というトライなのです(オマケを楽しみにしてた方がいたらスミマセン)。

でも、そういうストレート投げるの、僕みたいなタイプのマンガの場合、成立すんのか? というギモンも当然あるわけですが……。

 

たぶんだけど、成立した!!

 

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や、もちろんその、「僕なりに」「道なりに」的なことですけど…。

 

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よければお店で、パラパラしてみてください。立ち読みだけでもいいです。

そこからレジに持っていくパワーは、モノスゴイあるから! 

 

……言い過ぎた! やっぱ立ち読まなくていいです! フレッシュなほうがいい! でもパワーあるのはホント。

 

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うーん、なんか、こう、ちょこっと細かいところをピックアップしてみても、どんなマンガだかぜんぜんわからんな…。

 

でも、描ききった!!!!

ぜひ、ためしに読んでみてください!!!!

 

 

おしらせ

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★今発売中の『テレビブロス』にも、このマンガについてのインタビューをしてもらってます! ありがたやありがたや…。買おう! テレビブロス!(わりとアタマのほうにあります)

 

8月4日と8月30日に新刊発売記念のイベントも都内でやりますので、それはまたあらためて宣伝します!!!!!

 

★で、今年はもう、マンガもめっちゃ描いてやる!!! と思っている気分です。なんで、新連載マンガも舌の根乾かぬうちに始めます! タイトルは『スウィート・スウィート・バック』、90年代と2015年、ソウル・レアグルーヴのレコードが出てくるマンガです!!! それもまた追ってお知らせします!!!!

 

以上、ひとまず!!! 『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』、よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!

 

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こフイナムはメンバーの更新シーズンは終了しております! シメのため、基本的に僕だけチョロチョロと書いていきます。サッカーのアディショナル・タイムみたいな感じでっす! http://www.shibuyachokkaku.com

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tsutaya

こフイナムのロゼット

おしらせ!!!!

 

代官山の蔦屋書店で現在、『フイナム・アンプラグド』の創刊フェアをやっていて、えーと、ポップアップストア? 本の他にも色々売っているらしいのですが(上画像)、そこで、「こフイナム」に描いてくれてる人たちがデザインしたロゼットも販売されま〜す!

 

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 現在、makomoさん(クマ)、高木耕一郎さん(ネコ)、サトミカさん(タッセルボーイ)、畠山香織さん(ネコ)、 永井ミキジさん(カレー)、渡邊佳純さん(スーパーカブ)と、僕の7人のロゼットが売ってます(たぶん今日から販売)。

堀道広さんのも今日来たらしいので、近々納品されると思います!!

 

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僕のは「アートシリーズ」。(いいかげんな)名画を胸に! フェルメールが失敗して、頭蓋骨が陥没してます。ブツに直接描いたので、一点もの。

 

ロゼットは一個、1500円。ここだけでしか手に入らないよ! 蔦屋書店のフェアは14日までです〜。よろしければ!

 

 

 

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桜井さんにミスチルのものまね教わってみた

 

 

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フイナムの雑誌、『フイナム・アンプラグド』というのが創刊されました(年2回?3回?の刊行)。ファッション誌というかライフスタイル誌というか、1冊通して「ヒップ」というテーマでやっていて、何がヒップなのか、そもそもヒップってなんだ、ってのも各々の価値観あって難しい枠組みだと思うんですが、僕にとってのヒップは「やっぱ、有名人のそっくりさんだよな!」「ニセモノってカッコイイ!」と、どこかの段階で完全に勘違いして、「そっくりさんにただ会ってきた」ページを書かせてもらいました。本が出来上がってみると、ん〜、すこし違和感あるかナ? って感じでしたけど(ホントはだいぶある)、会ってきたのはMr.Childrenそっくり、桜井としかずさん。「やっぱ、ものまねも見たいな!」ということで、動画でも撮ってもらったのが上のやつです。これを見ればミスチルのものまねができるようになる!(できなかったけど)

 

 

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90’s スニーカーメモリーズ

atmosマンガ のコピーatmos mag vol.6より

 

※クリックで大きくなります

 

 

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メンバーしょうかい②

①に引き続き、こフイナムに書いてくれてるメンバーの紹介を。

 

 

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高木耕一郎

耕ちゃんはアーティストである。おなじみなのは上の画像のように、動物をモチーフに刺繍で表現したシリーズだ。初めて会ったときも布と針を手から離さず、みんな飲んでいるのに一人、奥のほうでチクチク刺繍していた。「飲みの席なのに、やっぱアーティストはストイックなんだなあ」と思ったが、それ以降の飲みの席では一度も刺繍している姿を見たことがないので、「最初のあれは何だったんだ…?」と、若干疑っている。

「動物」「刺繍」となると繊細で女性的な世界観をイメージしがちだが、耕ちゃんの作品は武骨で男っぽい、乾いた匂いがある。彼がこフイナムで書いてくれているバンドTの趣味からもわかるように、どこかハングリーで攻撃的な世界が垣間見える。でも本人は少しトボけた感じの、素直な人だ。

僕のことをすごくベテランというか、「色々詳しい人」だと思っているのかわからないが、会うといろいろ訊いてくる。雑誌の仕事も増えてきたので、「作品送るとき、送料って着払いだとマズイのかなあ?」とか「原稿料の金額を訊くタイミングって…」とか「〆切の設定が厳しいんだけど、これは延ばせるものなのかなあ?」とかそういった他愛のない質問なので、僕もエラソーに答えると、「そうなんだあ!」と素直に感心されるため、僕も得意げになる。だが、いつか耕ちゃんが僕に対して「……アレ? コイツ思ってたより…」「すげーグダグダなんじゃねえか、コイツ」と気づいてしまうんじゃないかと思ってヒヤヒヤしている。

耕ちゃんがここで紹介してくれているバンドのことを、僕はまったく知らないことが多いのだが、それが楽しくて読んでいる。自分が知らない分野のことを熱っぽく語られるのが僕は好きなのだ。皆さんはそうではない?

 

 

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畠山香織

香織さんは気仙沼美人のデザイナーだ。知り合ってもう15年近いけれども、15年の間ずっと、1年に1回会うか会わないか、くらいの距離感である。彼女の世界の登場人物として、僕はかなりイビツなほうだと思うので、そのぐらいがちょうどいいのかもしれない。

本秀康さんやブルボン小林さんの本、菊地成孔さんのサイトのデザインとか、いつの間にか有名な人たちの仕事をしていて、かといってそういった人たちのキーパーソンになるでもなく、佇まいはどことなく静かというか、何かしらの野心を感じさせるようなタイプではない。ひょっとしたら全員、香織さんにとっては年に1回の登場人物なのかもしれない。

香織さんの買い物日記からも明らかだが、すごく美意識のハッキリしている人だ。彼女の愛する少女マンガと地続きのような、本とアンティークとモダンな洋服とネコに囲まれた暮らし。ずいぶん前に飲んだとき、「誰か言い寄ってくる男とか、いないの?」と訊いたら、「うーん、花屋のお兄さんが、いつもお花をくれるんだよね」と言われて、なんだか言い寄られ方まで少女マンガの世界だな、と驚いた。

 ライフスタイル誌は、「おすすめの◯◯」とか「最近気になる◯◯」的なアンケートとかで、なんで香織さんにもっと頼まないんだろう? といつも不思議に思う。本人が出たがらないのかもしれないが。

 

 

 

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川端正吾

川端くんは、『リラックス』の1ヶ月先輩のライターだった。編集バイトからライターになったのは彼が先で、僕がそのあと、『ハナコ』のバイトから引っ張られてライターになった(他の先輩ライターは路上スナップとかでナンパされたりしていた。初期の『リラックス』はそういうゴロツキのようなメンバーばかりだったのである)。なのでほぼ同期で、『リラックス』の編集長が岡本さんに代わったときも、休刊したときも、復刊してからも、さらに岡本さんが退きリニューアルしてからも(その時は数ヶ月で追い出されたが)、何度も荒波を一緒に越えてきた戦友である。

川端くんは『リラックス』でも、どちらかというと理系っぽい範囲をカバーしていて、宇宙だとか博物館だとかノキアとかNASDAのロケット事業だとか、「ハマるとドップリ」系の深い世界にいち早く注目して記事にしていく。『ブルータス』最後のページの連載「みやげもん」も、民藝ブームより数年先駆けていた。

あと、どこかの地方で行なわれている「全国かんな削り大会」(かんなの美しい削り方を競うらしい)とか、「日本在来馬歴史研究会」という戦国武将が乗っていたウマを調べるサークルに、(興味本位で)取材に行ったりしている。「こフイナム」では、珍しい植物についてだ。いつも変なとこに目をつけるなー、どこから情報得てんだろうな? と驚く。

『リラックス』の頃は、机を並べて仕事していて、僕と「どこまで取材進んでる?」「いや、ぜんぜんやってない」「俺も」「ヤバくね?」「ヤバイよねー」などと状況確認することがよくあった。しっかりしてるように見えて、意外とウダウダだったりするのだ。

でも、同じ進んでない具合なのに、編集さんに怒られるのはいつも僕ばっかりで、川端くんはぜんぜん怒られないのだ! 川端くんが「こうこうで、連絡がつかなくて…」などと、ものすごい平然と言い訳(ほぼウソ)をすると、編集さんも「まあ、しょうがないね」とアッサリ引き下がるのである! 僕が言うと「ウソつけ!」とすぐバレる。しかもニヤニヤした顔をしてるので余計怒りを助長する。ズルイよ! もちろん、そこから巻き上げるスピードもクオリティも彼はスゴかったので(僕は各駅停車)、説得力の問題なのだが。

何はともあれ、「怒られない人になりたい」。そこが川端くんに対して、いちばんうらやましかったところだ。

 

③につづきます〜。

 

 

あとこんなコラムも。

 

※ポストイット似顔絵をやります!!

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フィルメランジェという原宿の洋服屋さんの4周年記念で、3月7日(土曜日)13時から20時まで、ポストイット似顔絵を描きます〜。お店でフィルメランジェの商品を一点お買い上げいただくと、無料で僕が似顔絵を描きます! ちょっと高い服でビビったけど、靴下1ことかでも大丈夫みたいなので、よろしければ!!! あとなんか、僕の絵を使った何かも作ってくれるみたいで〜す。

(飲み物とか食べ物もふるまわれるらしいよ!)

 

FM_HOUSE

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メンバーしょうかい①

よくよく考えたら、「こフイナム」に書いてくれてるメンバーが何者なのか、どういう人なのか、というのを、皆さんにちゃんと紹介していなかった。

読んでくれてる人も、「知らない人が、さらに知らない「カレーの島田」なる人物を紹介している…!」と混乱していたかもしれない。

ここまでやってきて、ものすごい今さらかもしれないが、僕目線で見た『こフイナム』に書いてくれているメンバーをちょっとずつ紹介していきます。

 

 

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永井ミキジ

永井ミキジくんはデザイナーだ。コレクターとしても有名で、「顔ジャケラーメン」「C級スニーカー」、「コスモスの台紙」など、変わったコレクションで色々メディアにも出ている。

「みんながすでに集めてるものを集めて、何が面白い? もしもライバルが彼女にバラを100本贈ったら、君は1000本のバラを贈るのかい?」。そんなスティーブ・ジョブスみたいなことをミキジくんは言わないけども、つまり切り口だ。「そこを切り取るんだ!?」という角度を見つけてコレクションする。企業もののノベルティや、食器や家具、古着や美味しいお店なども相当な知識を持っているのに、アウトプットが「何故こうなる!?」というのが面白いし、オシャレだなあと思う。

デザイナーとしての仕事も、今年から『coquille』という動物雑貨ブランドを始めているが、その一方で

 

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こんなポストカードも作ってたりする。そこがミキジくんの美学なのかもしれない。…ただの仕事かもしれないが。

そして何より、カレーの島田さん含む、すこし不思議な人たちがミキジくんのまわりにはたくさん集まる。ミキジくんに会うと、その人たちの「どうしてそんなことが起こるの!?」というエピソードをたくさん聞かせてくれる。そういう人たちを紹介する重要な「語り部」でもあるのだ。

デザイナーとしてもコレクターとしても、活動の形態が少し特殊で、大御所のグループに属することもガッツリ絡むこともなく、自分でひとつの「島」を作ろうとしてるところにも、ちょっとシンパシーを感じてる。でも僕よりもぜんぜん社交性の高い人だ。ただ、昔はすごく厳しい、怖い性分だったらしい。その後「空白の2年間」があってから、すごく穏やかで優しい性格に変わったようだ。会っていてもまるでその頃の片鱗は感じないので、よっぽど「空白」だったのかもしれない。つくづく、「学生時代に出会ってなくて良かった」と思う男である(きっと自信をなくしてしまっただろうから)。

 

 

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サトミカ

サトミカは、えーと……、よくわからない。映画関係のお仕事をしてる、と風の噂で聞いたこともあるが、本人は自分のことをあまり語りたがらないので、真偽のほどは知らない。海外にも住んでいたことがあって……、映画も、出る側だったかもしれない。確か母親がアイルランド人で、父親がアルコール依存症で、『ダークナイト・ライジング』にも出てたとかなんとか……、あ、それはゲイリー・オールドマンだったわ。

サトミカの書く、改行なしであっちこっちからの比喩や引用をマシンガンのように打ち続けて進行していく、舞城王太郎以来の文章スタイル(言い過ぎ)は、本人に会えば納得できるだろう。実際の彼女もこんな感じなのだ。

話題の美味しいお店とか、通の知る名店とか、サトミカはだいたい行っているし、知っている。毎日のように美味しい食事と酒を楽しんで、インスタグラムやツイッターにアップしている。でも、そんなお金持ちであるようにも見えない。「お金ないから青山から世田谷まで歩いてる。おととい買ったパン、カバンに入ってたの気づいたんで、それ食べながら」などと言う。

なのに、僕なんかが会うと緊張してしまうような、すげーコワイ出版業界の大物の女性を、なぜか「◯◯ちゃん」などと呼んで仲良くし、カラオケに行ったりもしている。そんな『釣りバカ日誌』みたいな関係性をリアルで見たのは初めてだ。

ともあれ、謎の女・サトミカ。タッセルボーイという手作りの房を作っているが、売れているらしい。それが仕事なのか趣味なのかもわからない。今出てる『アンドプレミアム』にもシレッと1ページで出ている。かといって、業界ズレしたような女性ではぜんぜんない。もしそうなら、僕が真っ先に距離を取ってしまうからだ。……何なんだろうな? 書いても書いても、その正体が遠のくばかりだ。

 

②に続きま〜す。

 

 

お知らせ

フィルメランジェという原宿の洋服屋さんの4周年記念で、3月7日(土曜日)にポストイット似顔絵を描きます〜。お店でフィルメランジェの商品を一点お買い上げいただくと、無料で僕が似顔絵を描きます! ちょっと高い服でビビったけど、靴下1ことかでも大丈夫みたいなので、よろしければ!!!(あと、飲み物とか食べ物もふるまわれるらしいよ!)

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自分はあまり、運が悪い人間だとは思っていない。運のせいにすれば大抵の問題はごまかせてしまうからだ。何かイヤなことがあったり、うまくいかなかったりしたときに、「運が悪かった」と思って切り替えるのはポジティブかもしれないが、客観的な判断や原因を見誤ってしまう場合もある。何がダメだったのかを考えないと、次も「運」という、自分ではどうしようもないことに挑まなくてはいけない。「あとは運に任せます」というフレーズもよく聞くが、それは最後の最後まで考え、突き詰め、実行した先にある話であって、ひょっとしたらそれも「最後の最後まで」は、突き詰めてなかったかもしれない。そう考えていくと、運とはいったい何か、という問題にもなってくる。運が良いとか悪いとか、信じるとか信じないとか、そういうものじゃないのではないかとすら思えてくる。

それにしても、だ。

僕は「ごはん屋で、自分の注文だけ来ない」率が異常に高い。注文しても、いっこうに自分のだけ来ず、「●●が来てないんですけど…」と店員さんに言っても、それでも忘れられたりすることはしょっちゅう。厨房のほうをのぞいて、(ああ、完全に洗い物してるなあ…)(楽しそうに雑談してるなあ…)などと何度思ったことか。メインのもの以外でも、付け合わせのパンだとかみそ汁だとかを含めると、月に2〜3度は必ず忘れられている。腹が減っているから、その怒りやストレスは尋常ではない。

入ったことのない店に入るときが一番危険で、3回に1度は「注文が来ない店」とぶち当たる。だから、美味しいとか不味いよりも、「注文通りに来るかどうか」が僕にとっての「良い店」であり、そうすると必然的に「ちゃんと注文通り来る店」か、「僕以外、客がいない店」を選ぶことになり、そんな店、味はどうなの? って話になり、「家から出ないほうがいい」ってことになる。なんということだ。

ただ、自分一人で入るぶんにはまだいいが、編集さんと仕事終わりに「メシでも」的な場合など、他人と一緒のときが困る。相手に迷惑をかけてしまうからだ。

昨年、ブルボン小林さんとライターの門倉紫麻さん、こフイナムでも書いてくれている渡邊さんと、銀座の老舗の洋食屋さんで食事する機会をいただいたときも、やっぱり僕のだけ料理が来ず、気を使わせたくなかったので「あ、いつものことなんです…」と言ったら、余計ミジメな感じに見えたらしく、渡邊さんが「私のを食べててください!」と言って、厨房のほうに駆け出していかれて、申し訳なく思った。

数年前、友人3人が誕生日パーティをしてくれたときも、そもそも僕なんかにパーティをやってくれること自体が嬉しくて舞い上がってしまい、店員さんが来て「そろそろ閉店なので…」と言われてもかまわずベラッベラ喋っていたのだが、友人たちの反応がどんどんソワソワしてくる。うわの空感がハンパない。それで一人がダッシュで厨房に走っていくと、店員さんがあわててローソクの点いたケーキを持ってきた。サプライズすら忘れられていたのだ。もう店内は閉店のため元から照明を落としていて、他のテーブルはぜんぶ椅子を上げた状態で、店員さんが掃除とかしてる中、友人たちが微妙な表情で「ハッピーバースデー」を歌ってくれた。それ以降、みんな気まずそうだった。

だが、人間は環境に適応できる生物のようで、僕自身、もう「頼んでも来ない」ことに慣れてしまっている。1時間くらい来なくてもそんなにストレスを感じなくなったし、店員さんに怒ることもない。モナリザのような微笑みで「レバニラ炒め、来ないのですけど」と言えるようになった。

自分は、運が悪い人間だとは思っていない。

             ※

先週、フイナムの小牟田編集長とMさんの3人で、ヒカリエのカフェで昼飯を食べたとき、食後のコーヒーが二つしか来ず、小牟田さんのだけ来なくて、店員さんに2回言って、ようやくコーヒーが来た。小牟田さんは「あの店員、仕事できないんだろうな」などとちょっと苛立っていて、僕も「ホントですねえ〜」などと平然と言っていたが、アレはたぶん、僕のコーヒーだったのだ。二つコーヒーが来たときに、僕がすばやく自分の分を奪い取ったので、小牟田さんが割を食っただけである。ごめんなさい!

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shinguu

サンタの倉庫

岐阜県の飛騨高山が僕の実家というか、母親が住んでいるので正月に行く。ただ、僕自身高山で育ったわけではないので、同級生がいるでもなく、基本的にやることがない。

なので、街外れにある「サンタの倉庫」というリサイクルショップに行くことだけが楽しみである。10年ほど前はヴィレヴァンもあったし、ブックマートという古本屋さんもあった。中古レコード屋も一軒あり、もう少しツアー的にまわることができたのだが、今はどこも潰れてしまい、僕が行きたいな、と思うような店は「サンタの倉庫」のみになってしまった。

しかし、「サンタの倉庫」も最初は「実家の倉庫をすべて放出しました」的なノリがあって変なモノも多く、見てるだけでも楽しかったのだが、だんだん普通の大型リサイクルショップになってしまった。「タッパーがいっぱいある!」「ONE PIECEのフィギュア未使用!」とかそんな感じばかりで、買うものがないまま帰る、という状況に青ざめた。「これでは、何もすることがなくなってしまう…!」と思い、近年は「いらなくても、ムリヤリなんか買おう!」と決めている。

今年買ったのは、これだ。

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右上のは、スーパーマリオに出てくる「テレサ」というおばけのキャラクターのライトである。

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センサーがついていて、人が通ると反応し、青白い光を発する。タイトー製、300円。ふつうだと3000〜4000円くらいするみたいなので、お得はお得だ。これは王冠をかぶっている「キングテレサ」というキャラだが、王冠をかぶってない普通の「テレサ」のライトもあるようだ。

 

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「あいのり」のキャンディー用のブリキ缶。「何か、大事な小物を入れるのにちょうどいい」と判断して手に取ったが、そんな判断をしている時点で冷静ではないことがわかるだろう。帰宅してから「人に渡したいものがあるとき、これに入れて渡そう(処分しよう)」と思った。もちろん、中身のキャンディーは入っていない。なのに50円。「サンタの倉庫」の値付けは不思議である。

 

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護国神社のぬりえ本。なんとなく手に取ってパラパラ見たら、

 

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なんかこんな感じで、「軍人さんのおかげで今の平和があるんだね!」的なアレが全編に渡って展開されていて、これを子どもに塗らせようっていうアレがなかなかアレだ。30円。3冊あったので、一応ぜんぶ買っておいた。「誰かにプレゼントしよう」と思ったのだが、その「誰か」は今でも思いつかない。

 

以上である。帰宅し、買ってきたものを見て、我ながら後悔している。「どうすんだ、これ」というのが素直な気持ちである。

「サンタの倉庫」ではあと、アラジンのストーブ(白)も売っていて、1万5千円と半額以下だった。そういうお得な出物もたまにある。岐阜県住まいの方は行ってみると良いだろう。

サンタの倉庫 公式サイト

 

フォローするまでもないが、飛騨高山は美しい街だ。ちょっと観光客が増加して、色気を若干出してきている風潮を感じなくもないが、景色も食べものも素晴らしい。飛騨牛は露店的なとこより、割とちゃんとしたお店で食べたほうがスゴさがわかる。

塩せんべい、油せんべいは高山駅から歩いて4分ほどのところにある「川原せんべい屋」がオススメだ。優しい味。

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drum

トシノセ

自分の偏見やイメージで、何かを嫌いだと思ったり、批判したりするのはよくあることだ。

たとえばタレントさんを見て、「なんでこの人、こんなにテレビ出てるんだろう」と思い、「何が良いのかわからない」などと言ったりするのは、誰でも心当たりがあるだろう。

レゲエやヒップホップなんかも、わかりやすいイメージのみで、「ラスタ」「チェケラでしょ」的な、少し小馬鹿にした言い方をする人もいる。アイドルだって、少し前まではウカツに「好きだ」と言おうものなら物凄い目で見られたものだ。

もちろん、それが好きな人にとっては悔しいだろうが、受け手というのは勝手なもので、あんなにバカにしてたのに突然評価が変わり、平然と「大好きだ」とか言ったりもするのだ。むしろ、評価にいちいち「いや、違うんだ、もっと深いんだ」などと絡んでいっても、かえって反発され「意地でも好きにならねえ」的なことにもなったりもするので、難しい。結局、それが好きな人は楽しそうにやって「気が向いたら寄っといで」的な振る舞いをしてるのがいちばんカドが立たないのではないか、とも思う。「いつか好きになってよ」という受け皿にしておけばいい。

 

僕の場合は、ワンタンである。

 

 

 

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正直、先日までワンタンをそれほど重要なものだと思っていなかった。ずっと、「ギョウザの物足りないバージョン」という認識だったのである。そのくせ「なんでこんな(中華界で)“重要でしょ、アタシ”みたいな大御所感を出してるんだろ? コイツは」などと不思議に思っていた。

なにせ、ギョウザのほうがボリューミーだし、もう堂々とした「メインです!」っぷり。「コイツさえ頼めば充分だ」と思わせるコンテンツ力がある。ニラがたっぷり入ったヤツなど最高だ。サッカー選手がよくいう「個の力」がハンパない。

一方ワンタンは、中身が同じなのに小さくって、皮まで薄い、という押しの弱さ。おまけに「個」どころか、麺の力に頼らなければ、「ワンタンメン」にならなければ、番組のMCをつとめられないようなレベルのヤツだ。そんなふうに見下していたわけだ。

 あと、「箸でつまむの、すげームズい」というのもイラつかせる。ツルツルツルッツル滑るのだ。あんだけ押しが弱いくせに、いざとなると「つかまえてごらんなさい」「オホホ」的な、もてあそばれ感。なんだよテメー! と思うのも当然じゃないか?

 

だが先日、ワンタンをなんとなくボンヤリと見ていたら、

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(ググって出てきた画像です) 

     ↓

ワンタン

なぜか、こう見えた。

ワンタンたちが、プールサイドで遊んでいる。まるでとしまえんにいるような錯覚を覚えた。疲れていたのかもしれない。続けて、

「そうか、ワンタンって、金魚なんだ」

そう思った。なんでそう思ったのかはわからないが、金魚のように戯れていたのだろう。ワンタンが。プールで。だいぶ疲れている。だが、金魚といえばBONNIE PINKである。ここで、BONNIE PINKの「金魚」の歌詞を見てみたいと思う。

 

金魚

                作詞・作曲 BONNIE PINK

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ボニーの哀しみがヒシヒシと伝わる名曲だが、これをワンタンが歌っている、と想像してみてほしい。シックリこないだろうか?まるでワンタンの歌のようではないか! 「よくわからない」と思うかもしれないが、僕もよくわからずに手だけで書いているので、勝負は五分五分である。

ハッキリと言えるのは、僕がワンタンが大好きになった、ということだ。猛烈な手のひら返し。それも受け手の特権である。美味しいワンタンが食べたい。中目黒にもワンタン専門店が今年オープンしていた。あそこは美味しいのかしら。

 

 

 

※いちばん上のイラストは、Mr.Childrenのドラマーの人である。「なんか、こんな感じだったよな」と思って描いた。本文とは関係ない。よいお年を。

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インタビューのコツ②

インタビューする側にもいろいろなタイプがいる。僕が昔、少しだけ見学させてもらったアイドルライターの方は、アイドルにすごく優しい口調で話す。「みんなね、●●にゃん(愛称)の次の曲をとっても楽しみにしてるんだけどね」「××のライブのときはどうだったのかな。僕たちには●●にゃんがとってもシアワセそうに見えたんだ〜」などとソフトな語り口で、ファン代表のような姿勢で質問していく。ファンの方に向けた記事なのだから、ファンが喜ぶ意見を聞き出したいわけで、極めて合理的である。「なんかゲスいこと言わないかな」「引くぐらいのド下ネタを言わないかな」といったことばかりをピュアに求めていた自分には、目から鱗だった。

知り合いの音楽ライターさんは、ノートにビッシリ質問を書いてきて、それを淡々と読み上げていくスタイル。「会話」というより「Q&A」を繰り返していく。地の文と本人の発言を織り交ぜたタイプのテキストを書くには効率的だろう。あまりにも淡白に進行していくので驚いたが、これも「貴方の音楽について、これだけの質問がある」という真摯な姿勢であり、相手にも「聞き込んでくれたんだな」という印象を残す。いつも早々に質問がなくなり、時間が余ってしまう自分にはこれも衝撃だった。

一方で、僕より先輩の女性ライターさんはもっと「会話」を突き詰めるやり方。どこで入手したのか、「●●で××した話がありますよね」と具体的なエピソードを振り、「それで何て言ったのぉ!?」とタメ口も混ぜつつ、相手の言葉に「タッ、ハー!!!」と爆笑する。横で聞いていてすごく仲良さそうに見えるのだ。最初の頃は(え、話の内容を最初から知ってて振るの? 知ってるのに振って、知らないように振る舞うの?)と不思議に思っていたが、これもマナーなのだとやがてわかった。テレビやトークイベントなどで、楽屋で話した内容を本番でも同じように言うのと一緒。技の掛け合いをお互い楽しんでいるのだ。

最近はノートパソコンを目の前に置いたり、もしくはiPadを片手に質問するライターさんもいる。「わざわざ紙にメモ」というのも時代遅れになってしまったから、今後こういうスタイルも増えていくだろう。なにせクールに見えるし、「仕事できる男」感もビンビンにある。しかも向こう側からモニターが見えないので、インタビューの途中、飽きたらブログ見たりツイッター見たりできる。良い事尽くめだ。

このようにインタビューの仕方も様々である。僕の場合は、特別なスタイルがあるわけではない。「これこれの記事なので、●●についてどう考えてるか、あと××についてのお話も教えてください」と、いちばん最初にわかりやすいほど内容を限定してしまう。なぜなら、人間はお互いの頭の中が理解できるわけではない、不完全な生き物。インタビュー相手に完璧さを求めてはいけない。相手がいつも、僕に「何を言っているのかわからない」「もっとわかる日本語を喋ってほしい」「こんなに会話のできないインタビュアーは初めてだ」などと困ってしまうのだから、人類ってつくづく未熟なものだと思う。なので、最初に「この話について教えて」と言っておけば、向こうも安心だ。あとは椅子の下で足をブラブラさせたり、マーブルチョコのフタを空けるときの「ポン!」という音を何度も楽しんでいれば、インタビューはいつの間にか終わっている。そして、決して相手の顔を見ないようにダッシュで部屋から出て行けばOKだ。

※画像は、乃木坂46の橋本奈々未さんが描いてくれた僕の似顔絵である。例によって『Hanako FOR MEN』の連載で描いていただいたものだ。完全に「オアシスのメンバー」みたいになっているが、橋本さんには僕がこう見えたのだろう。何かを察したのか、ほぼまったくこちらを見ずに描いてくれたが、それは大きな問題ではない。

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こフイナムはメンバーの更新シーズンは終了しております! シメのため、基本的に僕だけチョロチョロと書いていきます。サッカーのアディショナル・タイムみたいな感じでっす! http://www.shibuyachokkaku.com

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