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トシノセ

自分の偏見やイメージで、何かを嫌いだと思ったり、批判したりするのはよくあることだ。

たとえばタレントさんを見て、「なんでこの人、こんなにテレビ出てるんだろう」と思い、「何が良いのかわからない」などと言ったりするのは、誰でも心当たりがあるだろう。

レゲエやヒップホップなんかも、わかりやすいイメージのみで、「ラスタ」「チェケラでしょ」的な、少し小馬鹿にした言い方をする人もいる。アイドルだって、少し前まではウカツに「好きだ」と言おうものなら物凄い目で見られたものだ。

もちろん、それが好きな人にとっては悔しいだろうが、受け手というのは勝手なもので、あんなにバカにしてたのに突然評価が変わり、平然と「大好きだ」とか言ったりもするのだ。むしろ、評価にいちいち「いや、違うんだ、もっと深いんだ」などと絡んでいっても、かえって反発され「意地でも好きにならねえ」的なことにもなったりもするので、難しい。結局、それが好きな人は楽しそうにやって「気が向いたら寄っといで」的な振る舞いをしてるのがいちばんカドが立たないのではないか、とも思う。「いつか好きになってよ」という受け皿にしておけばいい。

 

僕の場合は、ワンタンである。

 

 

 

ワンタン01

正直、先日までワンタンをそれほど重要なものだと思っていなかった。ずっと、「ギョウザの物足りないバージョン」という認識だったのである。そのくせ「なんでこんな(中華界で)“重要でしょ、アタシ”みたいな大御所感を出してるんだろ? コイツは」などと不思議に思っていた。

なにせ、ギョウザのほうがボリューミーだし、もう堂々とした「メインです!」っぷり。「コイツさえ頼めば充分だ」と思わせるコンテンツ力がある。ニラがたっぷり入ったヤツなど最高だ。サッカー選手がよくいう「個の力」がハンパない。

一方ワンタンは、中身が同じなのに小さくって、皮まで薄い、という押しの弱さ。おまけに「個」どころか、麺の力に頼らなければ、「ワンタンメン」にならなければ、番組のMCをつとめられないようなレベルのヤツだ。そんなふうに見下していたわけだ。

 あと、「箸でつまむの、すげームズい」というのもイラつかせる。ツルツルツルッツル滑るのだ。あんだけ押しが弱いくせに、いざとなると「つかまえてごらんなさい」「オホホ」的な、もてあそばれ感。なんだよテメー! と思うのも当然じゃないか?

 

だが先日、ワンタンをなんとなくボンヤリと見ていたら、

 20070515wantansoup

(ググって出てきた画像です) 

     ↓

ワンタン

なぜか、こう見えた。

ワンタンたちが、プールサイドで遊んでいる。まるでとしまえんにいるような錯覚を覚えた。疲れていたのかもしれない。続けて、

「そうか、ワンタンって、金魚なんだ」

そう思った。なんでそう思ったのかはわからないが、金魚のように戯れていたのだろう。ワンタンが。プールで。だいぶ疲れている。だが、金魚といえばBONNIE PINKである。ここで、BONNIE PINKの「金魚」の歌詞を見てみたいと思う。

 

金魚

                作詞・作曲 BONNIE PINK

スクリーンショット 2014-12-31 20.13.56

 

 

ボニーの哀しみがヒシヒシと伝わる名曲だが、これをワンタンが歌っている、と想像してみてほしい。シックリこないだろうか?まるでワンタンの歌のようではないか! 「よくわからない」と思うかもしれないが、僕もよくわからずに手だけで書いているので、勝負は五分五分である。

ハッキリと言えるのは、僕がワンタンが大好きになった、ということだ。猛烈な手のひら返し。それも受け手の特権である。美味しいワンタンが食べたい。中目黒にもワンタン専門店が今年オープンしていた。あそこは美味しいのかしら。

 

 

 

※いちばん上のイラストは、Mr.Childrenのドラマーの人である。「なんか、こんな感じだったよな」と思って描いた。本文とは関係ない。よいお年を。

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こフイナムはメンバーの更新シーズンは終了しております! シメのため、基本的に僕だけチョロチョロと書いていきます。サッカーのアディショナル・タイムみたいな感じでっす! http://www.shibuyachokkaku.com

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