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curry

カレーの島田[9]

先日、カレーの島田さんとカレーを食べていたとき
スプーンですくいそこねて床に落としたライスを
島田さんが手で拾って食べたんです。

「えっ食べるの? 表面が乾いてるもんだったらいいけど、
  ライスは水分でホコリとか全部くっついてくるよ!」

そう言うと島田さんは表情ひとつ変えず


インドでは
 あたりまえのことです



って言うんですよ。


っていうか島田さんは何かハプニングがあると
インドではよくあることだと言うんですよ。

たまに聞くと違和感ないんだけど
僕ぐらい長く一緒にカレーを食べてると
いろんなところで“インド”をはさんでくるなって
思うことがあって、これは勝手な憶測なんですが

どうもカレーが好きすぎて
インドの国民性を心の支えにしてるふしがあるんですね。



この前も二人で西葛西の店でカレーを食べてたとき
店内は全員インド人で日本人は僕らだけ、
料理を注文して待っていると
何の前触れもなくテレビカメラが店に入ってきて
店内を撮影しはじめたんです。

「えっ何? どういうこと?」

スタッフ数人を引き連れた大きなカメラ、
店内を歩き回って色々な角度で黙々と撮影してるけど
そのスタッフからは何の説明もない。
客も店主もインド人だからか気にすることなく
いつものように食事をし、カメラに向かって笑顔で応え、
そこに違和感を感じてる自分らが非常識のような空気で
終始なごやかなムードで撮影が進んでて……

「なんかの番組なのかな……」と

島田さんに話しかけたら

「むっ無断で、ささっ撮影は、しっ失礼ですよ……」

人見知りの島田さんは小刻みに震えながら顔を赤らめ
カメラがこっちにくるんじゃないかと
緊張がピークに達しピリピリしてて……。

一方、テレビカメラは店内を一通り撮影し終え
今度は料理を食べている客をアップで撮り始めだして……。

「これカメラこっち来るんじゃないの……」

インド人は終始笑顔、僕らに気づいたテレビカメラは
案の定、当然のように流れでこちらにやって来た瞬間、
島田さんが僕の顔をグッと見つめ



これがインドです
 我慢しましょう




って言ったんですよ。


島田さん撮影してるの日本人だからインド関係ないよ!
逆にこの人達インドの国民性を利用してるよ!と
心の中で思ったんですが島田さんのインド愛を
大切にしたかったので何も言いませんでした。

「自分はこのあとちょっと用事(←多分カレーのハシゴ)
  がありますので失礼します。」

店の前で島田さんと別れたあと、
結局その映像はどこで流れたのか全くわからず、
あれはなんだったんだ……と思いながら
インドだとよくあることだからと納得し
東京のインド西葛西をあとにしたのでした。





そんな謎の出来事があった西葛西のレカさんは
インドの家庭料理が食べられるお店です。

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印度家庭料理  レカ
住  所:東京都江戸川区西葛西3-22-6-110 小島団地内商店街 1F
電  話: 03-5878-1896

営業時間: 火〜日 ランチ 11:30~14:30(L.O14:30)
      火〜土 ディナー 17:30~21:30(L.O21:30)


定休日 :月曜日
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reka

店主の人柄もよく、どの料理も丁寧でとても美味しいです。
料理を作っているレカのママが体調不良のため
4月現在はメニューの品数を減らしてる模様。
西葛西はインド人コミュニティーの中心地なので
店内はインド人が多く、のんびりした雰囲気も楽しめます。
日曜はディナーがお休みなので注意。



写真まんがひみつ文庫という一般販売はせず図書館でのみ観覧できる本です。このひみつシリーズは上記写真カレーのひみつのほか、正露丸のひみつ牛丼のひみつ宅配ピザのひみつなど、さほど知りたくないひみつも充実しているので興味のある方は図書館に行ってみて下さい。

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1974年生まれ。 http://www.mikiji.tv/ 2015年夏からスタートする動物雑貨ブランドcoquille(コキール)のアートディレクションを担当。 [近況]●発売中のデイトナ最新号にC級スニーカー(ヴィンテージマイナースニーカー)コレクターとしてインタビューが掲載されてます。あと、GINZAにとんかつを食べるときに男は何を考えるのか!っていう文章書いてます。あと、小学館のビッグコミックオリジナル阪神タイガース増刊号にて「阪神応援半生激白座談会」に参加してます。

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