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関めぐみ
写真家
写真を撮るお仕事をしてます。
2014.11.14
WHYTROPHY初期にもらったロゼット。ロゼットが馬術競技と深い縁がある事からこの頃に白クマのロゼットをおねだりしたら「馬でないと…」と断られた。真面目!どんだけ!!
年々行ったことのない国へ行く機会が増えてしみじみ思うこと。
日本人って変わっている。もちろん自分を含めて、そうでない人もいるけれど基本的にちゃんとしているし、真面目で勤勉、そしてオタク。
よその国の何かを取り入れようとしたら、なるべく忠実に再現する。
別に名店でもない店でパスタ食べたりしても、最近普通にアルデンテでしょう?イタリア以外でそんな国ないから!よその国なんて歯茎で噛めるよ!
「ポイントカードお持ちですか?」「いえ、持ってないです」「失礼致しました」
謝んなくていいから!!なんて丁寧なの!感激しちゃうよ、もう!!
WHYTROPHYの高澤くんはそんな意味でとても日本人っぽい。
「瑞穂(奥様)に作らせてみたんです」と最初のロゼットをもらった後、喜んで自慢げに鞄に付けてみたら、色んなジャンルの女子達が(雑誌で例えればSTORY系からKu:nelまで)かぁわいい!!と食いついてくるので、これ以上にないほどのドヤ顔で高澤くんに囁いた。
「ひひひ、高澤くん、これは売れまっせ。」
そんなふうに焚き付けた立場としては、高澤くんがロゼット専用のミシンを買いにイギリスに行くついでに取材と調査に付いて来て欲しいと言われたら、断りづらい…「作るからには歴史や背景を知っておきたいんですよ」だって。ほら、まっじめー!!そうして最初のロゼット旅行へ英国に飛んだのが2009年。
今のところ、イングランド・スコットランド、チェコ、フランス、そしてまたイングランド、インドへ行ってロゼットを探しちゃ撮影しとります。
本が出版されるまでもうひとネタ。何処へ行くかはもう少し内緒にしときますかね。
ここではストイックな高澤くんとの今までのずっこけ話でもしようかね?なんて思うております。ひとつよろしく。