co.houyhnhnm.jp
CHOKKAKU SHIBUYA OFFICIAL WEB

tank01

タンクローリー

タンクローリーの、銀色むきだしのやつが好きです。

自分が運転してるときならなるべく後ろにつくように車線を変更します。
ひとが運転してるときなら「あの後ろを追って!」とお願いします(そのときは「まぶしくて後ろ走るのいやだと思ったことならあるけど、あの後ろを走りたいというひともいるのか」と言われました)。
自分を乗せた車が、目の前のタンクローリーの凸面に映って、その両方がすごいスピードで前に進んでいる(タンクローリーと併走できるのはたいてい高速道路)のは、いつも不思議な感覚になって静かに興奮します。……ので、あれを気持ちわるいと思ったり運転に集中できなくていやだと思う気持ちもとてもよくわかります。

でもそれよりももっと興奮するのが!
タンクローリーの後ろに書いてある「積載内容」を見て「液糖」や「乳」であることを確認するときです。
あのタンク一杯にミルクが……シロップが……と想像するだけで自分がその中につかっているような気持ちになります。その想像の中で自分はすごくやわらかい液体にとぷんと浸り、無重力のような空間で、泳いでいるような溺れているような感覚を味わいます。
興奮で脳みそが泡立つ瞬間です。

石油や劇薬のはいった「危」と大きく書かれたタンクローリーにはまったくこの気持ちがわかないのは自分でも不思議ですが、きっと「食べ物」が「大量」に「走ってる」のがいいんだろうな、となんとなく思います。

tank02
三連休に見たタンクローリーは「内容 牛乳」と書いてあった

Posted by

1979年鳩ヶ谷市生まれ。ミニコミ紙“W0B0R0”編集長。俳句の同人“傍点”所属。名前は父が好きだった『前略おふくろ様』のヒロインの名前からつけたらしいです。 http://w0b0r0.info/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Presented by

HOUYHNHNM

© Rhino Inc.

TOP